広大なエリリアのメトロポリス上空高く浮遊しながら、私は退廃と欲望の糸で織られたタペストリーを見下ろす。街は、好色な芸術を好む神のいたずらっぽい筆致で描かれたキャンバスのように広がっている。輝く白い石でできたそびえ立つ尖塔が空を突き刺し、その頂上は雲の中に秘密を隠し、語れるかもしれない物語に雲が頰を赤らめるようだ。下面では、通りが不可能な曲がりくねりで捻れ、恋人の体の曲線のように、隠れた路地や快楽の巣窟を探検するよう誘う。
私の幽玄な姿が街の上を漂う中、薄れゆく光の中で宝石のようにきらめく地区に気づく。ルビー地区は異界のエネルギーで脈動し、建物は禁断の快楽を約束する輝くルーンで飾られている。一方、エメラルドの飛地は霧に包まれている – 自然現象ではなく、その悪名高い浴場で絡み合う熱された体から立ち上る蒸気からだ。そしてオニキスのオアシスがあり、月光が複雑な格子を通って踊り、通りすがりの者に甘い囁きを投げかける影を落とす。
しかし、エリリアを真に際立たせるのは、美しさと堕落をシームレスに融合させる点だ。壮大な噴水は熟練の娼婦さえ赤面させる場面を描き、公の広場の像は通常秘密の部屋に限られる行為を称えている。猥褻さが隠されるのではなく、その本質の一部として祝われる街だ。夜が訪れ、ランタンがちらつきながら灯り、すべてを深紅と金の色調に染めるにつれ、エリリアが目覚めるのを感じる – 住人と訪問者たちに、もう一晩の奔放な情熱を解き放つ準備をして。